ブライダルチェック
男性のブライダルチェックとは?
妊活中の男性はもちろん、今後結婚を考えている独身男性、第1子が生まれてその後なかなか子どもができない…と気になっている方、すべての方が対象です。
WHO(世界保健機構)が1998年に発表した不妊の原因の割合は、以下のグラフのようになっています。不妊の原因には、男性に原因があるもの、女性に原因があるもの、両者に原因があるものがあり、不妊の40~50%は男性側が関与しているものが占めているといわれています。
男性不妊の原因のうち約80%は、精子が正常に作ることができない造精機能障害によるもので、精巣の中で運動性が良好な精子をつくる機能が低下していると考えられています。しかし検査してもよくわからないこともあるため、男性不妊の半数以上は原因不明といわれています。
「妊活」や「ブライダルチェック」について内容をご存知の方は、一般的にはまだまだ少ないかもしれません。しかし最近はテレビの題材やネットニュースなどで「ブライダルチェック」のワードは時折聞こえてくるようになり、単語だけはご存知の男性もいらっしゃるかもしれませんね。 結婚を予定している方や新しい家族形成を考えている方など、子どもを作りたいという女性は産婦人科やクリニックに通える場所がありますが、男性はまだまだ環境が整っているとはいえません。しかし最近の研究によって、不妊の原因は男女半々にあると解明されてきました。男女ともに治療を行なっていくのが最も効率がよく、身体的負担も少ないと言えるでしょう。
不妊の原因は女性だけにあると思われがちでしたが、一方だけが不妊の原因にあるとは限りません。妊娠に至るにはもちろん男女ともに妊娠力が必要です。
上の統計からも分かるように、不妊で悩むカップルの約半数が男性に原因があると言われます。
日本では、年々不妊で悩むカップルが増加しているのが事実です。
そこで、これから子どもが欲しいと思っている男性におすすめしたいのが「ブライダルチェック」による”妊娠力”の測定です。
当院のブライダルチェックは、そろそろ子どもを持ちたいなと思っている既婚男性だけが対象ではありません。近年は男女ともに結婚年齢が上昇しているため、結婚したらすぐに新しい家族が欲しいという方も多いのも事実。これから結婚や婚活を予定している独身男性の方も、ブライダルチェックを受けに来院していますし、第1子が生まれてからなかなか次に子どもが生まれないけど…と気になっている方も気軽に検査ができる内容です。当院のブライダルチェックは、以下のような方にオススメです。
ブライダルチェックはこんな方におすすめ
男性のブライダルチェックは、まだまだ一般的に浸透していないのですが、もしカップルで不妊治療をするとなった場合に、男性側もブライダルチェックを受けることで不妊治療の効率は格段にあがると言われています。
こんな方が男性専用の妊活外来に訪れています。
- なかなか子どもができないから1度検査してみたい
- きちんと検査したいけど、産婦人科は躊躇してしまう
- 仕事が忙しくて頻繁に行く時間が作れそうにない
- 奥さんの負担が大きく、自分も協力したい
- できれば病院で多くの人と顔を合わせたくない
- 以前睾丸をひどくぶつけた事があって心配
- 男性目線で相談できる医師と出会いたい
当院は、上記にあるような男性が気になる不安や疑問を解消し、男性目線での治療を行えるのがポイントです。ブライダルチェックによる検査はもちろん、もし治療が必要になった場合もそのまま治療に移行も可能。不妊治療以外の男性機能に関する相談も気兼ねなくできる日本生殖医学会認定の専門の医師がアドバイスをします。男性のブライダルチェック費用についても専門外来までお気軽にご相談ください。また、当院で行うブライダルチェックの内容についてもお気軽にお問合せください。
男性が周囲の目を気にせず気軽に来院できる専門クリニック。
妊活外来の「ブライダルチェック」を一度受けてみませんか。
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当院では、婦人科での不妊治療やブライダルチェックをためらっている方のための男性妊活外来を設立しております。
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婦人科での不妊治療やブライダルチェックに行きづらい方は、まずは当院にお問い合わせください。日本生殖医学会認定の生殖医療専門医の立場から適切なアドバイスをし、安心で安全な治療やアドバイスをご提供、ご提案します。
精子の状態は体調やストレスなど、その時々で大きく変動します。
より正確な状態を把握するためにも定期的な検診をお勧めいたします。
当院のブライダルチェック 大まかな流れ
当院で行う男性向けブライダルチェックは、結婚を控えた男性や遠くない将来結婚を予定している男性、すぐに赤ちゃんが欲しい妊活中の男性に向けた検査です。
初回来院
step1 ご予約 ご来院 |
予約希望のかたは、お電話(047-402-0011)にて初回来院日をご予約ください。 予約なしで、直接ご来院いただいても大丈夫です。 月、火、木曜日 9:00~11:30, 14:00~15:15(毎週) 検査の所要時間は、ブライダルチェックの説明を含め約1時間です。 |
step2 カウンセリング |
待合室にて問診票のご記入をお願いしています。既往歴や生活習慣、性行為、EDなどについて、チェック項目等を含め10分ほどで記入できる内容です。 |
step3 検査 |
日本生殖医学会認定の生殖医療専門医による問診の後、血液尿検査、超音波検査等の必要な検査を実施します。 その後、後日の精液検査の予約をとっていただきます。精液採取のために、快適な個室をご用意しております。もちろん検査中もプライバシーは完全に守られますのでご安心ください。 不安に感じていることやご質問、男性機能に関する悩み等も、お気軽にご相談ください。 |
step4 会計 次回の予約 |
検査終了後には次回、検査結果のご説明のための予約を承っています。 |
検査結果説明のご来院(初処方)
step1 ご来院 |
ご予約の時間にあわせてご来院のうえ、受付にてお名前をお伝えください。 |
step2 検査結果ご説明 |
日本生殖医学会認定の生殖医療専門医である私が検査結果をご説明します。所要時間は15分程度です。結果表もお持ち帰りいただけますので、ご安心ください。 検査結果からだけでなく、患者さんのご要望やご意向にあわせ、一人ひとりにあわせた無理のない、安心で安全な治療内容をご提案します。 |
男性のブライダルチェック(精液検査、超音波検査、内分泌ホルモン検査、性感染症検査)の費用
初回(検査+診察料) | 35,000円(税別) ※次回の検査結果説明の料金(再診料)は2000円です。 |
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- クレジットカードのお取り扱いは行っておりません。
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当院では、婦人科での不妊治療やブライダルチェックをためらっている方のための男性妊活外来を設立しております。
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婦人科での不妊治療やブライダルチェックに行きづらい方は、まずは当院にお問い合わせください。日本生殖医学会認定の生殖医療専門医の立場から、適切なアドバイスをし、安心で安全な治療やアドバイスをご提供、ご提案します。
ブライダルチェックの検査内容
ブライダルチェックとは、ひと言で言うと”性機能の健康診断”のようなものです。初診時に次の検査を受けていただくことが可能です。専門的な検査を行うことで不妊の原因を詳しく調べることができ、専門の医師が総合的な判断をできるのが特徴です。
超音波検査について
痛み等はありませんのでご安心ください。モニターを使い、その場で見ることができます。
前立腺疾患の早期発見も可能。健康維持のためにもオススメです。
健康診断で腹部エコーという検査を受けたことがある方は、イメージしやすいと思います。検査方法としては、ゼリーを塗布して陰嚢に機械をあて、精巣の状態をモニターでチェックします。痛みなどはありませんので、ご安心ください。もちろん私が担当します。
精液検査・精子検査について
プライバシーが守られる個室空間ですのでご安心ください。
再検査の方も多くいらっしゃいます。
精子の基本の健康診断です。
採精のための快適な個室をご用意しております。プライバシーは守られますので安心して採精できます。
ビデオなどの媒体をご自分のスマホに用意して頂くことがほとんどですが、DVDや雑誌等を持参されてもかまいません。
この検査では精子の数だけでなく運動量や形状を測定器および目視にてチェックします。
男性のブライダルチェックの内容・費用について、不安なことはお気軽にお尋ねください。
性感染症検査について
一般的な健康診断と同じような検査です。ご希望と医師の判断により、すぐに治療開始できます。
血液検査と尿検査で精密に調べます。
専門の医師に全てお任せください。
性感染症は不妊や胎児への障害をもたらす原因の一つです。
多くの性感染症は治療によって完治しますので、安心した将来の計画を立てるためにもしっかりと検査を行いましょう。
性感染症の検査といっても特殊な方法ではなく、専門の医師による問診があります。男性の場合、感染が原因で尿道炎が引き起こされるので血液検査と尿検査を行います。採血前12時間は飲酒せず、十分な睡眠をとるようにしましょう。
血液検査でHIV抗原/抗体や梅毒、ヘルペスなどを検査し、尿検査でクラミジア、淋病の有無を検査します。なお、HIVの検査結果は患者さまご本人しか結果内容を開封することはできません。スタッフも開封することはありませんので、ご安心ください。
- 検査内容:HIV抗原/抗体 梅毒 ヘルペス C型肝炎 B型肝炎 クラミジア 淋病
内分泌(ホルモン)検査について
血液中の卵胞刺激ホルモン(FSH)、黄体形成ホルモン(LH)、プロラクチン(PRL)、テストステロンを測定します。
卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体形成ホルモン(LH)は脳の下垂体前葉から分泌されるホルモンで、性腺刺激ホルモンと呼ばれます。FSHは精巣(睾丸)のセルトリ細胞に働いて、精子の形成を促進し、LHはライディッヒ細胞に作用して、テストステロン(男性ホルモン)の合成を促します。分かりやすくいうと、FSHは精子を作らせるホルモンで、LHは男性ホルモンを作らせるホルモンです。
プロラクチン(PRL)はFSHやLHと同様に下垂体前葉から分泌され、産褥期に乳汁分泌を促進する働きがあります。男性でPRLが過剰に分泌されると、性欲や性腺機能の低下をきたすことが知られています。
これらのホルモンの値から、いろいろな病気のパターンを推測しますが、FSHが著明に上昇していれば精子を作る働きに問題があるのはほぼ間違いありません(精巣の精子を作る働きが悪いため、それをなんとかしようとFSHが増えていると考える)。
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当院では、婦人科での不妊治療やブライダルチェックをためらっている方のための男性妊活外来を設立しております。
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婦人科での不妊治療やブライダルチェックに行きづらい方は、まずは当院にお問い合わせください。日本生殖医学会認定の生殖医療専門医の立場から、適切なアドバイスをし、安心で安全な治療やアドバイスをご提供、ご提案します。
ブライダルチェック Q&A
ブライダルチェックについて、よく寄せられる質問をまとめました
Q:高熱を出すと男性不妊になると聞いたことがあるのですが、それは本当なのでしょうか?
- 男性不妊になる可能性もありますが、絶対にそうなる訳でもありません。気になる場合は、早めに専門の医師の検査を受けておくことをおすすめします。
Q:「ブライダルチェック」を受ける前日は、食事でなにか気をつけた方がいいですか?
- 一般的な健康診断とおなじような検査内容です。暴飲暴食や夜更かしを避け、できるだけリラックスしてお過ごしください。
Q:検査の前日、検査後にセックスをしても大丈夫でしょうか?
- 初回の血液尿検査、超音波検査の際には特に制限はありません。後日予定する精液検査の際には、検査前2-5日間は禁欲期間を設けてください。検査のあとは、セックスしても問題ありません。
Q:現在、他の病気で薬を飲んでいます。「ブライダルチェック」は、普通に受けられますか?
- 現在実際に服用しているお薬を持参してください。または、お薬手帳をお持ちください。
Q:以前、別の病院で精液検査をうけました。その時の検査結果は必要でしょうか?
- もし結果を保管されていましたら、参考のためにご持参ください。無理に取り揃える必要はありません。
Q:過去に性感染症にかかった事があります。男性不妊になりやすいでしょうか?
- 性感染症の種類にもよります。詳しくは検査をきちんと行い、総合的な判断を専門の医師が行います。検査当日にご相談ください。
男性不妊症を専門に扱う、泌尿器科の生殖医療専門医は全国で58名しかおりません(2018年12月1日現在)。
生殖医療専門医は全国で725名いますが、そのほとんどが産婦人科医であり、男性不妊症を専門に扱う泌尿器科の生殖医療専門医は全国で58名しかおりません(2018年12月1日現在)。詳しくはこちら
当院では日本生殖医学会認定の生殖医療専門医の立場から、適切なアドバイスをし、安心で安全な治療やアドバイスをご提供、ご提案します。
男性不妊治療のご相談は専門の当クリニックへ
「不妊の悩みがありながら婦人科での治療を躊躇している方」や「性機能チェックを行いたい方」、「結婚」や「新たな家族形成」をお考えの方は、専門の当クリニックへご相談ください。
不妊に関するお悩みは当院の男性妊活外来へ
- 子どもがなかなかできない
- ブライダルチェックを受けたい
- ED(勃起障害)
- 精子の健康状態を知りたい
- 射精障害があるなどの悩みがある
婦人科での治療を躊躇している方へ 女性が多い産婦人科での採精に抵抗を感じる方は多くいらっしゃいます。
男性のための”男性妊活外来”へご相談ください。
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当院では、婦人科での不妊治療やブライダルチェックをためらっている方のための男性妊活外来を設立しております。
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婦人科での不妊治療やブライダルチェックに行きづらい方は、まずは当院にお問い合わせください。日本生殖医学会認定の生殖医療専門医の立場から、適切なアドバイスをし、安心で安全な治療やアドバイスをご提供、ご提案します。
ブライダルチェックは、結婚前の女性が行うものだと思われがちですが、男性もブライダルチェックで妊娠力を検査することで、不妊治療の効率は格段にあがり ます。また当院で行うブライダルチェック内で、HIV抗原/抗体や梅毒、ヘルペスなどの性感染症検査を行ないます。ブライダルチェックの内容・費用についても、お気軽に男性妊活外来にお尋ねく ださい。