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前立腺がん・泌尿器がん検診

2015年国立がんセンターがん情報サービスによると、日本人の前立腺がん推定罹患者数は98,000人で、肺がんを抜いて男性がんのトップになりました。

50歳になりましたら前立腺がんの有無をチェックしましょう。

当院では、PSA検査(血液検査)超音波検査、必要な方には直腸診(肛門からの診察)を行っております。

また2015年 推計によると腎臓尿管がん、膀胱がんなどの泌尿器がんは日本人男性のがんの24%( 約4人に1人)となります。

男性、女性ともに尿に関する異常を感じましたら、お気軽にご相談ください。

また大腸がん検診(便潜血検査)も当院で行っております。

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Key Points

  • 日本の前立腺がん罹患率は上昇傾向にあり、2015年の男性部位別年齢調整罹患率ではついに第1位とされました。
  • 前立腺がん死亡症例実数は急激な上昇を示しており、その背景には転移がんがいまだ2割を占めている事実が挙げられます。
  • 自覚症状出現時には既に進行がんである場合が多いので、50歳を過ぎたら定期的にPSA等の検査を受けることが望ましいです。
  • 治療選択を考える際の目安として、臨床病期・PSA値・生検Gleason score等に基づいたリスク分類が用いられます。
  • 前立腺がんでは各病期や年齢、合併症の有無などを考慮した上で、根治療法を行うのか全身療法を行うのかが総合的に判断されます。

増えている前立腺がん

 前立腺がんは欧米諸国の男性悪性腫瘍の中で最も頻度の高いものの1つであり、男性がん死亡原因の約20%を占めます。アジア諸国ではその頻度はより低いとされますが、日本の前立腺がん罹患率は上昇傾向にあります。日本における男性の部位別年齢調整罹患率は、2000年まで胃がん、肺がん、結腸がん、肝臓がん、直腸がんに次いで前立腺がんが第6位でしたが、2001年には直腸がんを抜き第5位に、2003年には肝臓がんと結腸がんを抜いて第3位となりました1)。この増加傾向はさらに進み2)、2015年の国立がん研究センター『がん統計予測』ではついに男性の第1位とされました。その年齢調整死亡率も上昇傾向であり、1970年の3.2が1998年には8.6と約2.7倍に上昇しています。2000年から2005年は8.4から8.6とプラトーに達し、以降は漸減しており2013年は7.7でした3)。一方で死亡症例実数は急激な上昇を示しており、1985年の2,640人から2013年には11,560人となっています3)。その背景には、転移癌がいまだ2割を占めている事実が挙げられます4)。こうした現状からも、スクリーニング、診断治療体系のさらなる整備が望まれるところです。

文献

  1. 地域がん登録全国推計によるがん罹患データ(1975年~2010年):地域がん登録全国推計値, 国立がん研究センターがん対策情報センター.
  2. 雑賀公美子、松田智大、祖父江友孝: 日本のがん罹患の将来推計. がん・統計白書 篠原出版, 東京,63-81, 2012.
  3. 地域がん登録全国推計によるがん死亡データ(1958年~2013年):地域がん登録全国推計値, 国立がん研究センターがん対策情報センター.
  4. 松井博、鈴木和浩:前立腺がんの疫学-罹患率・死亡率. 臨牀と研究、92: 533-537, 2015.
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