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よくある質問

泌尿器科のQ&A:よくある質問に答えます!

男性不妊症について

Q:高熱を出すと男性不妊になると聞いたことがあるのですが、それは本当なのでしょうか?

  • 男性不妊になる可能性もありますが、絶対にそうなる訳でもありません。気になる場合は、早めに専門の医師の検査を受けておくことをおすすめします。

Q:「ブライダルチェック」を受ける前日は、食事でなにか気をつけた方がいいですか?

  • 一般的な健康診断とおなじような検査内容です。暴飲暴食や夜更かしを避け、できるだけリラックスしてお過ごしください。

Q:検査の前日、検査後にセックスをしても大丈夫でしょうか?

  • 精液検査がありますので検査前2-5日間は禁欲期間を設けてください。検査のあとは、セックスしても問題ありません。

Q:現在、他の病気で薬を飲んでいます。「ブライダルチェック」は、普通に受けられますか?

  • 現在実際に服用しているお薬を持参してください。または、お薬手帳をお持ちください。

Q:以前、別の病院で精液検査をうけました。その時の検査結果は必要でしょうか?

  • もし結果を保管されていましたら、参考のためにご持参ください。無理に取り揃える必要はありません。

Q:過去に性感染症にかかった事があります。男性不妊になりやすいでしょうか?

  • 性感染症の種類にもよります。詳しくは検査をきちんと行い、総合的な判断を専門の医師が行います。検査当日にご相談ください。

 膀胱尿管逆流症について

Q:膀胱尿管逆流症とはどういうものなのですか?
膀胱内のおしっこが膀胱に充満しているとき、または排尿時に尿管・腎盂・さらには腎実質内に逆流する現象です。
Q:なにか原因はあるのですか?
腎臓で濾過されて作られたおしっこは尿管をとおり膀胱へと流れ込みます。この尿管から膀胱へ入る「膀胱尿管接合部」のところには逆流防止機能があるのですが、
  • 粘膜下尿管の長さ
  • 尿管口の形態と位置

の異常により機能が弱くなってしまい起こります。

Q:先天的なものなのですか?
先天的に形成不全により発生している症例もありますが、神経因性膀胱や、尿道狭窄等による通過障害が起こってしまうこともあります。
Q:症状は何かありますか?
最も多い症状は尿路感染症です。高熱と側背部痛などの腎盂腎炎症状が最も多いです。また、頻尿、排尿時痛などの膀胱炎の症状を呈して来院される方もいます。
また、消化管症状として発症することもあり、嘔吐、食欲不振、体重減少等を主訴にこられることもあります。
また学校検診で蛋白尿・白血球尿としてみつかるときもあり症状としてはさまざまです。
Q:検査は何をするの?
尿検査で白血球尿が検出されれば尿路感染症との診断がつけられます。
膀胱尿管逆流症の程度を調べるのには
  • 膀胱造影(おしっこの管を入れ造影剤を流し込む)
  • MRIやMRU(MRIの泌尿器系をみるもの)

逆流していると腎臓にダメージを起こすことがあるので

  • 核医学検査(DMSA DTPA)

を行います。

Q:治療はどうするの?
程度の軽いものに関しては成人になるにあたり自然に消失・改善が見られるものもあります。
しかし程度が悪くなればなるほど自然治癒は難しくなるため、手術をして逆流を止めてあげないといけません。
Q:手術はしないといけないの?
そういう場合もあります。逆流が続くことにより腎実質にダメージを起こしてしまい、腎臓が働かなくなってしまうことがあります。そうなると人工透析等をしないといけなくなりますから、きちんと検査し適切なタイミングで手術を考えないといけません。
Q:手術は何をするの?
人工的に膀胱尿管接合部を作り変えてあげる手術をします。膀胱内に入っている尿管をくりぬき、膀胱の粘膜の下にトンネルを掘ってあげてそこの尿管を縫い付けるという手術をします。
この手術は「尿管の長さ」「尿管口の位置」を変更してあげることにより逆流防止機能を高めてあげるということを目的にしています。
また、程度の軽いものに関しては、「内視鏡下手術」というものも最近行われております。
Q:手術したら大丈夫なの?
逆流はしにくくなりますが、年に数回は検査をしないといけません。また暫くしてから再発してしまうことや、尿管口の狭窄が起こってしまったりするからです。きちんと定期的に外来通院し適切な時期に検査を受けてください。
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