メニュー

精液検査のごあんない

当院では、男性の不妊治療のための検査として精液検査をおこなっています。s001med_182

2~5日間程度禁欲をしていただいたのち、ご自宅で精液を採取してご持参いただくか、当院の採精室で採取していただきます。

ご自宅で採取して持参いただく際には採取後30分以内に当院に持参いただける場合に限ります。また自宅採取持参は当院再診の方のみとなりますのでご了承ください。

尚、検査は完全予約制になっておりますので、あらかじめお電話でご予約ください。

検査では、精液の量、精子の数、精子の運動率、精子の正常形態率などを調べます。

精液検査(男性不妊検査)とは?

精液と精子の量や状態を調べるのが精液検査です。マスターベーションで採取した精液で検査します。

1回の射精で放出される精子の数は、約1億から4億個。そのうち、卵子と結合できる精子は、たったの「1つ」です。まず子宮の前で精子の99%が死滅し、子宮内では数十万個以下となります。さらに、卵子の周囲まで到達できるのは数百個以下となり、最終的に残るのは1つです。受精には精子の「質」が肝心です。精子の質が高くないと、いったん妊娠ができても継続しにくという結果を招いてしまいます。

妊娠には、当然男性と女性両方の妊娠力が必要となります。女性だけでなく、男性の不妊検査も行なうことで、原因の特定がより正確になり、不妊治療も的確に行なうことができます。男性の不妊検査、つまり妊娠力、精子の質を調べるための基本となるのが「精液検査」です。妊活中の多くの男性が行なっているポピュラーな男性不妊の検査です。

精液検査[男性不妊検査]項目

  •  精液の量

    一度の射精での精液全量を調べます。多すぎたり、少なすぎたりしていないか検査します。

  •  精子の数、濃度

    精液の中にどれくらいの数の精子が含まれているのかを検査機器と目視の両方でカウントします。

  •  精子の運動率

    ただ動いているだけではなく全体に対して、活発に動いている前進運動精子の割合を調べます。

  •  精子の形状

    一般的には正常の精子と奇形の精子の両方が含まれています。そのために正常の精子の割合を調べます。

精液検査でチェックするのは、精子の数だけではありません。
精液量、精子濃度、運動率、運動の質、精子の形態などを検査機器および、目視にて測定し専門医が精液・精子の状態を見て評価をします。

精液・精子の検査においては、たまたま顕微鏡に良い状態の精子が写らなかった、などということが起こらないために精液の「全量」を調べます。当クリニックではWHO(世界保健機関)に準拠した方法で精液の総合力を詳しく精液・精子を検査(チェック)していきます。
また、精液の量など精子の環境についても検査します。

不妊治療は、タイミング療法から人工受精、体外受精と段階的なステップを踏んでいきます。その過程が長くなれば、治療も複雑化し、経済面や治療期間という面でも夫婦を圧迫してしまいます。しかし、男性不妊症を治療することで、体外受精から自然妊娠というステップダウンをして精神的にも金銭的にも治療負担の軽減になる場合もあります。だからこそ不妊に悩むカップルに男性の精液・精子をチェックする精液検査(男性不妊検査)が勧められているのです。

女性だけで妊活を続けることで、貴重な時間やお金を無駄にしてしまう方が少なくありません。これまで私が勤務してきた施設で治療を受けた男性から、「もっと早く検査すればよかった」といった声も寄せられています。

知っておきたい男性不妊の症状

射精で放出された億単位の精子のうち、一個の精子が卵子まで到達し、受精するには前進運動率の高い元気な精子が多数含まれているのが理想とされています。精液(精子)の状態を自分では気がつくことができませんが、精液・精子をチェック(精液・精子検査)をすれば、次のような不妊要因があるかないかを知ることができます。

男性不妊の原因は大きく次の3つがあげられます。 

①精子の数が少ない、②運動率が低い、③奇形率が高い

これらの乏精子症、無精子症、無力精子症、奇形精子症については自覚症状がありません。s001med_021
不妊治療は男性と女性の両方で検査を行うことで、短期間で治療が済むケースもあります。自覚症状がないだけに貴重な時間を無駄にしてしまうかもしれません。専門機関で男性側も精液(精子)の検査を行うことは、大変重要で妊娠への近道と言えるでしょう。

すべての症状の改善には個人差があり、改善法や解決策も人によって異なります。信頼できる専門の医師に相談し、自分の症状・ペースにあった改善を行っていきましょう。

  • 当院では、婦人科での不妊治療やブライダルチェックをためらっている方のための男性妊活外来を設立しております。 

  • 婦人科での不妊治療やブライダルチェックに行きづらい方は、まずは当院にお問い合わせください。日本生殖医学会認定の生殖医療専門医の立場から、適切なアドバイスをし、安心で安全な治療やアドバイスをご提供、ご提案します。 

精液検査(男性不妊検査)の大まかな流れ

精液検査の予約のうえ、ご来院

step1

個室移動

採精のための個室を用意しておりますので、スタッフがご案内いたします。
(採精用のカップをお渡しします)

step2

準備

個室はリラックスできる空間をご用意しています。防音仕様で、鍵がかけられるようになっていますし、外から見えることもありません。
ビデオなどあらかじめご用意していますが、ご自分のDVDや雑誌等を持参されてもかまいません。

step3

採精

専用のカップに採精します。
精液の全量を提出していただきます。

step4

お名前記入

検査終了後には次回、検査結果のご説明のための予約を承っています。
所要時間は15分程度です。
検査日に次回の予定がはっきりしない場合は、後日お電話でも予約可能です。

※プライバシーは守られますのでご安心ください。また、正確な検査のために2-5日間の禁欲期間をおいてから、精液検査に望みましょう。

精液検査の費用

 精液検査   5,000円(税込5,400円) 

精液検査のみ、自費診療となります。その後の検査、治療については基本的には保険診療です。

精液検査の結果によって、一律で治療法が分類されることはありません。例えばパートナーの女性に不妊治療が必要か否か、カップルそれぞれの年齢やどれくらいの頻度で通院できるかなど条件は人それぞれ異なります。s001med_022
判断材料のどれか一つが欠けても最適な解決策は見つけられません。検査結果と患者さんの状況やご希望を伺い、それらを総合的に見て、日本生殖医学会認定の生殖医療専門医の立場からアドバイスする、そのための大切な検査です。

精液検査の基準値について

当院で行う精液検査では、WHO(世界保健機関)の基準値を参考に結果のご説明をしています。

精液検査の基準値

精液量:1.5ml以上 精子濃度:1500万/ml以上 運動率:40%以上 正常精子形態率:4%以上

精液検査の基準値を超えなかったからといって妊娠できないと決めつけられるわけではありません。男性機能はデリケートなものですので体調やストレスによって大きく値が変化します。結果によっては、別のタイミングで再度、精液検査をしてみることも可能です。

前述したように卵子と受精できるのはたった1個の精子です。例えば精子の数が基準より少なくても、運動率が高かったのでうまく受精できることもあると思います。男性不妊外来で精液検査をするメリットは、専門の医師がすべての結果を総合的にみてアドバイスや不妊治療ができるところにあります。

当院では単純な医学のおしつけではなく、患者さまの状況によって最適な対応をそれぞれのご希望を伺いながら提案しています。精液検査は専門医が担当いたしますので遠慮なくご相談ください。

自分で心がけたい!精子を元気にさせるヒント

普段から自分でケアできることはたくさんあります。まず自分を大切にして、もともと持つ身体パワーをあげること。肉体的にも精神的にも健康を目指し、暮らしを楽しみましょう。

  • バランスの取れた食事
  • 十分な睡眠
  • ストレス発散
  • 円滑な人間関係(家庭、職場)
  • 適度な運動
  • 規則正しい生活
  • アルコール:機会飲酒程度に
  • 下着:ブリーフ型よりトランクス型の方が、圧迫を避けられ望ましい
  • 入浴:長時間の入浴よりも、短時間あるいはシャワーが望ましい(温め過ぎない方がよく、サウナも同様)
  • バイク:長時間のオートバイ、自転車等の二輪車乗車は圧迫をまねく
  • パソコン:ノートパソコンを膝の上で長時間操作することで、温めることにつながる

健康管理は、日々のちょっとした積み重ねがポイントです。あなたは意識できていますか?

まずはご自身で心がけ、さらに専門の医師のアドバイスが必要な場合は、日本生殖医学会認定の生殖医療専門医に相談してみましょう。

男性不妊症を専門に扱う、泌尿器科の生殖医療専門医は全国で58名しかおりません(2018年12月1日現在)。

生殖医療専門医は全国で725名いますが、そのほとんどが産婦人科医であり、男性不妊症を専門に扱う泌尿器科の生殖医療専門医は全国で58名しかおりません(2018年12月1日現在)。詳しくはこちら

当院では日本生殖医学会認定の生殖医療専門医の立場から、適切なアドバイスをし、安心で安全な治療やアドバイスをご提供、ご提案します。 

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME